当院の症例紹介

治療前

右奥に銀歯のブリッジが入っている口腔内の写真

治療後

右奥のブリッジを外し、インプラントを入れた口腔内の写真

治療 インプラント
患者様の年齢 60代男性
初診時の状態 右下の銀歯のブリッジが噛むと痛いということで来院されました。
治療内容 ブリッジを外してみると、歯が虫歯で割れていて抜かなければならない状態でした。
取り外し式の部分入れ歯は嫌だということで、インプラント治療を行うことになりました。
治療費 インプラント2本のブリッジ/870,000円(税別)
メタルセラミック1歯/120,000円(税別)

奥歯のインプラント治療の流れ

  1. 治療前の診断

    痛みのあるブリッジ(銀歯)を外してみると、大きな奥歯が2つに割れていて、歯茎には膿が溜まっていました。自然と出血も続いています。
    ここまでくると、残念ながら歯は抜かないといけません。

  2. インプラント治療

    抜歯を行い、歯茎や骨が治るのを待ちました。
    歯を抜くと穴ぼこができますが、時間が経つと歯茎も骨も平らに治ります。
    その後、インプラント治療を行いました。
    インプラントを埋入してから2週間後の写真です。

  3. 骨との結合

    インプラントと骨の結合に、3ヶ月待ちました。
    写真は、土台が入ったところです。
    インプラントの土台のことを「アバットメント」と言います。

  4. 仮歯の装着

    仮歯を装着しました。
    この患者様は、上の歯もセラミックで治療していきます。
    仮歯を入れて、かみ合わせ、発音、食事、見た目、歯ブラシの当て方などをチェックをします。
    問題がなくなったところで、その仮歯を元にセラミックのかぶせ物を作ります。

  5. 治療完了・定期検診

    最終のメタルセラミックのかぶせ物が入りました。
    患者様も仕上がりに大変満足して下さり、約束の定期検診もかかさず、来院下さっています。

治療を担当した歯科医師からのコメント

この患者様のお父様は生前歯がなく、入れ歯で苦労されているのをいつも見ていたそうです。お父様から「歯を大切にしろ」と言われ続けていたので、インプラントを選ばれました。
入れ歯は横の歯にバネをかけてもたすため、虫歯や歯周病になって歯がダメになる可能性がとても高いです。
インプラントは、入れ歯のように取り外すことはできません。
自分の歯と同じように食事することができるようになりますが、歯磨きもしっかりとしなければいけません。