CGF再生療法
骨を再生する治療
「CGF再生療法」とは?
CGF再生療法(Concentrated Growth factors)とは?
CGF再生療法とは、患者様ご自身の血小板や成長因子を多く含んだ「フィブリンゲル」を用いて、骨組織の再生を図り、歯周組織の治癒を促進することを目的とした治療方法です。
インプラント治療には、十分な顎骨量や歯肉量が必要であり、これが不足している場合は治療が困難となることがあります。しかし、このCGF再生療法を活用することで、治療が可能になってきております。
当院では、専用の最新機器を用いて、CGFを生成し、患者さんに施術することが可能です。
この方法を用いることで、インプラント治療が不可能と思われていた患者さんでも、顎骨や歯肉を再生し、インプラント手術が行えるようになる場合があります。当院は、多くの患者さんにCGF再生療法を用いて、安全かつ効果的な治療を行っています。
CGF再生療法のメリットについて
- 血中に含まれる血小板や成長因子を多く含んだ「フィブリンゲル」を用いることで、
骨組織の再生を図り、歯周組織の治癒を促進します。 - ご自身の血液から採取された成分を用いるため、
拒絶反応・感染症リスクも少なく、安心です。
CGF再生療法の治療の流れ
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少量の血液を採取
CGF再生療法を行うには、まず採血が必要となります。歯科治療に用いるための血液量は少量で、10~30㏄程度です。健康診断の際の採血と同程度の量ですので、安心して受けていただけます。
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専用機器で成長因子を特に多く含んだ「フィブリンゲル」を生成
患者様ご自身の血液から「フィブリンゲル」を生成するので、拒絶反応もなく、感染症リスクも低いため、安心です。
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骨が足りない部位に挿入
「フィブリンゲル」を患部に挿入し、骨組織・歯周組織の再生を促します。
副作用・治療リスクについて
- CGFよる治療は自由診療となります。
- 血液がサラサラになる薬を服用している場合は、CGFの採取が難しくなるため、通常よりも多めに採血することがあります。
- 採血は腕やその他の部位の静脈に針を刺すことで行われますが、疼痛や不快感、血腫、あざ、神経損傷、感染のリスクが稀にあります。